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SEOに強いコンテンツ制作方法を徹底解説!

検索エンジンの性能が向上した今、ユーザーの役に立つ情報やノウハウを継続的に公開しアクセス数アップを図るコンテンツSEOは、Web集客の主流となっています。今回はSEOに効くコンテンツの作り方について、わかりやすく解説していきます。

「コンテンツSEOで集客を強化したい」「SEOを意識したコンテンツの作り方がわからない」「SEOコンテンツのネタが切れそう…」という担当者の方はぜひご一読ください。

SEOに強いコンテンツ制作のためにまずやるべきこと

コンテンツSEOの効果を高めるために、コンテンツ制作の前に準備としてやっておくべきことがあります。以下ご紹介していきます。

自社商品・サービスの分析

自社の商品・サービスのメニューを箇条書きでリストアップしていきます。まずはざっくりとしたカテゴリから始め、細分化していきます。PCでも紙とペンでもいいのでどんどん手を動かしていきましょう。

それから各サービスの良いところも書き加えていきます。現在の自社サイトのコンテンツが自社の商品・サービスの利点を網羅しているか、足りない部分は何かコンテンツのギャップを埋めていきます。

ターゲットユーザーの設定

自社の商品・サービスの持つ利点が浮かび上がってきたところで、その商品やサービスを必要としているユーザーをイメージしていきます。コンテンツのターゲットとなるユーザーの想定人物像(=ペルソナ)を詳しく設定します。

 ペルソナ設定の詳しい方法を知りたい方はこちらの記事もご参考に。

 ペルソナ設定とは?そのメリットと方法をわかりやすくご紹介

ライバルサイトの分析

競合他社のライバルサイトをチェックします。まずはトップページ、それから個々のコンテンツの分析をしていきます。トップページではまずファーストビューでどんな情報が提示してあるのか、コンテンツページでは自社との違いを分析します。

例えば自社のサイトでは一行で終わっている内容でもライバルサイトが丁寧に扱っている場合、自社サイトでもSEOコンテンツ化できないか検討しましょう。自社サイトの改善のヒントがたくさんあるはずです。

  競合調査・分析方法について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に。

  SEOで競合サイトに勝ちたい!競合調査・分析方法と勝つための戦略

コンテンツのテーマ決定

コンテンツ全体を貫くテーマを決定します。ビッグワードの選定です。サイトの軸となる大切な部分です。コンテンツを積み重ねていく中で、将来的に育てていくキーワードとなります。以下の記事を参考にじっくりと検討しましょう。

  キーワード選定!ビッグキーワードとミドルキーワードの選定方法

SEOコンテンツ制作の5ステップ

コンテンツを作成していくには具体的にどうすればよいのでしょうか。以下5つのステップで行います。順に見ていきましょう。

キーワード選定

いきなり検索数の大きいビッグキーワードを狙うのではなく、ロングテールキーワードから取り掛かりましょう。ロングテールキーワードは3ワード以上の具体的なキーワードです。検索数は少ないのですが、ユーザーの検索ニーズに直結するのでコンバージョン率は高くなります。

まずはロングテールキーワードでコンテンツをつくることで、紐付けされたミドルワード、ビッグワードと着実に検索数の大きいキーワードも攻略していくことができます。

キーワードの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に。

SEOキーワードの3分類。ビッグワード・ミドルワード・ロングテールワード

ピックアップしたキーワードをどう攻めていけばいいか、キーワード戦略について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に。

キーワード企画!オウンドメディアの効果をできるだけ早く出す方法

構成案作成

選定したキーワードをもとにコンテンツの骨組みをつくっていきます。キーワードを検索窓に入力するユーザーがどのような悩み、ニーズをもっているのか、まず自分なりに仮設を立ててみましょう。それから実際に検索窓にキーワードを入力し上位サイトにどのようなコンテツが表示されるか見てみましょう。

上位サイトコンテンツの傾向を参考にしながら構成案を作成していきます。この作業でコンテンツの8割は決まると言っても過言ではありません。

構成案の具体的な作成方法について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に。

最後まで読まれてる?完読率アップのためのライティングの秘訣

執筆

構成案をベースに取材や記事執筆を行います。言葉や情報を補いながら、ユーザーにとってわかりやすい納得感のある文章に仕上げていきましょう。

データの情報源を明確にし、信頼性の高い記事を作成することが大切です。できれば、第三者に読んでもらい客観的な意見を聞いたり、少し時間を置いて読み直したりすると理想的です。そしてできた文章は時間の許す限り修正を加え、磨き上げましょう。

投稿

記事が出来上がったらいよいよ投稿です。画像も選定し、表示サイズとデータを最適化します。他にも投稿時にはいくつか留意点があります。

こちらの記事を参考にしてみてください。

SEOで有利になる記事投稿時の注意点

継続して作成する

キーワード選定~投稿まで一連の流れを継続して行います。コンテンツの内容にこだわりすぎて、月に1~2記事のように投稿のペースがゆっくりだとSEOの効果が出るまでの時間もかかってしまいます。

コンテンツ作成のスケジュールを立て、スピード感をもってコンテンツ制作を進めていきましょう。

SEOでよく耳にするコンテンツの質とは?

SEOではコンテンツの質が大事、と言われますが、基本的には「Googleにとってのコンテンツの質」と「ユーザーにとってのコンテンツの質」が挙げられます。

Googleにとってのコンテンツの質

上位表示に必要なこと、という考え方が近いと言えます。これはユーザーが読んだときに実感できる性質のものではありません。

titleタグ、descriptionタグ、見出しタグの設定、タイトル・見出しにキーワードを入れる、といった部分です。

ユーザーにとってのコンテンツの質

狙ったキーワードを調べているユーザーが、コンテンツを読んだ時に、1つのコンテンツで120%満足できる記事が理想的です。検索窓にこのキーワードを入力するターゲットユーザーに思いを馳せてどんなニーズがあるのかイメージし、コンテンツを制作することが大切です。

もし読んでいる途中で何か違和感を覚えれば、すぐにページを離れてしまいます。小さなキーワードであっても手を抜かず、ユーザーのニーズを満たす情報をしっかり盛り込んだ記事を作り込むことが重要です。

コンテンツSEOのメリット

コンテンツSEOを実践することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。4つご紹介していきます。

集客効果が長期間維持される

コンテンツSEOの最大のメリットといえます。広告やCMも集客力はありますが、時が経てば急速に効果は薄れます。一方コンテンツSEOでは、一度公開したコンテンツは永続的にGoogleから見込み客を集客し続けます。

コンテンツはサイトの財産として役割を果たし続けるのです。

コスパが高い

リスティング広告などでは、競合の多いキーワードだと1クリックで数千円かかることも珍しくありません。一方コンテンツSEOでは、企業ホームページだけ存在し、社内で更新できればコストはほとんどかかりません。

コンテンツ作成を外注したとしても最初の作業だけで、継続的にコンテンツ料を取られることはありません。

潜在顧客との接点ができる

従来の広告媒体では、ニーズを自覚している顧客としか接点がもてません。そのため見込み客が枯渇してしまうリスクがあります。

コンテンツSEOであれば、発信に費用が発生しないので、幅広い層との接点を作ることができます。

企業のブランディングに貢献する

ユーザーにとってためになるコンテンツをサイト内に増やすほど、プロフェッショナルとしての知識・経験が伝わり、ユーザーの信頼度が増します。

ユーザーのロイヤルティ(愛着や信頼感)が高められ、コンバージョンアップにも繋がります。企業のブランド価値が上がることで価格競争からの脱却が期待できます。

コンテンツSEOのデメリット

コンテンツSEOは効果的である反面、デメリットもあります。以下3つ解説していきます。

効果が出るまでに時間がかかる

コンテンツSEOは持続力は高いのですが、効果が出るまでに時間がかかります。質の高いコンテンツを積み重ねていくうちにじわじわと効果が出てきます。コンテンツ投稿のペースにもよりますが、効果が見えるまでには半年~1年ほどかかります。中長期的な取り組みとわかった上で進めていきましょう。

コンテンツSEOの効果が実感できるまでに必要な記事数についてご紹介しています。併せて読んでみてください。

SEOで上位表示に必要な記事数とは?

コンテンツ作成に労力・時間がかかる

ユーザーにとって満足度の高いコンテンツを作成し続けることは大変な労力と時間がかかることです。特にSXOを意識した記事を作成しようと思うとなおさらです。そのため、コンテンツ制作の核の部分は自社で行い、それ以外は外注するという方法がおすすめです。継続して初めて成果の出る取り組みなので、社内外で体制を整えることは重要です。

コンテンツの効果的な作成方法について、詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に。

オウンドメディア記事、自社でつくる?外注する?効率的な作成方法とは

コンテンツ作成を外注するとコストがかかる

コンテンツをすべて外注するとコストがかります。予算が潤沢にある場合はいいのですが、自社チームの状況、予算、目標に合わせて優先順位をつけて外注するようにしましょう。社内でコンテンツ作成のノウハウを共有したい場合は、社内研修をSEOコンサルに行ってもらう、編集部のリソースが足りない場合は構成案作成を外注し執筆は内製する、など自社にとって優先すべき部分に集中できるよう外注方法も工夫が必要です。

  ただ、コンテンツは一旦公開すれば、サイトの財産としてその効果は永続的に続きます。ユーザーの満足度の高いコンテンツ作成に予算をかけることは、長期的に見れば賢い投資と言えるでしょう。

Googleの理念をもう一度確認しよう

Googleは評価すべきコンテンツのことを「検索品質評価ガイドライン」において3つの指標E-A-Tについて言及しています。あらためて確認しておきましょう。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

EATは3つの指標の頭文字をとった言葉です。コンテンツがどのくらい専門性が高いのか、どれくらい権威性のあるのか、コンテンツは信頼できるものなのか、という視点からコンテンツを評価しますよ、ということを示しています。

参考:検索品質評価ガイドライン(General Guidelines)

EATについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に

SEOの重要ポイントEAT。その対策とは?

まとめ

コンテンツSEOは継続していくことで、じわじわと成果が実感できます。体力を要する取り組みなので、始めることをためらう気持ちも理解できます。ただ、今始めるか、面倒だからと止めるかによって、会社の将来的な集客力が確実に大きく変わってきます。ぜひ一歩を踏み出してコンテンツSEOに取り組んでみてください。

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この記事を書いた人クオーターSEO編集部

九澤悠/WEBディレクター 10年間に渡り、WEBコンサルタント及びディレクターとしてアクセス解析業務に従事。さらに、SEOコンサルタントとして、様々な企業様にSEO戦略立案を担当。 これまで、100サイト以上のWEBサイトの分析、戦略立案・改善提案を手がけてきた経験をもとにWEB担当者様に役立つ記事を執筆。

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