オウンドメディアを立ちあげたものの、記事作成をどう進めていけばいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。今回はオウンドメディアの効率的な記事作成の方法、具体的には記事の作り方と外注方法・制作会社の選び方についてについてご紹介していきます。
この記事を読んでいただくことで、自社のオウンドメディアにとって今何必要なのか、やるべきことは何なのかが明確になり、迅速なアクションに結び付けられればと願っています。具体的には下記のような方に向けた記事内容となっております。確実に結果を出せるオウンドメディア運営のために、ぜひご一読ください。
【本記事の想定読者】
目次
オウンドメディアの記事を用意する方法として、大きく分けて以下の二つの方法があります。
自社の担当者が記事を作成していく方法です。この方法のメリットは新たなコストがかからないということ、また自社にしか書けない内容の記事を用意するための取材や調査を行うといったことがスムーズに調整できる点です。ただオウンドメディアを立ち上げたばかりの頃に陥りがちなケースとして、記事に凝りすぎ、効果が出るまでに必要な記事数を作り上げるのに非常に時間がかかってしまうことが挙げられます。
オウンドメディア記事制作会社に依頼する方法です。オウンドメディアが注目されるようになり、記事制作を請け負う会社も増えてきました。記事を作るまでのいくつかの工程で、コンサルを含めた記事戦略全般、記事構成案作成から記事執筆まで、など部分的な外注を受けている会社もあります。自社の状況に応じてうまく活用するといいでしょう。外注する際のメリットは、オウンドメディア担当者が自分の業務に集中できるという点、デメリットとしてはよい記事制作会社を見極めるのが難しいという点です。
外注の相場はどの部分を依頼するかにもよりますが、目安としては20,000円~50,000円程度です。
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オウンドメディアを成功させるためには、まず運用体制の構築が大変重要です。オウンドメディアが注目を集めている中、周りと同じことをしていては競合に勝ち抜くことはできません。「どういう人に何を伝え、満足してもらうのか」という勝つための戦略をしっかりと策定し、限られたリソースで優先的にやることを見極めた上で、トライの回数を増やすことが大切です。
そのため運用体制を事前に作っておくことが必須です。取り組みの目的や意義、時間のかかる取り組みであることを社内メンバーに十分に理解してもらいましょう。よくあるのがオウンドメディアの担当者がたった一人で、記事作成業務で手一杯になっているという状況です。大手企業でもそのようなケースが散見されます。そういった状況になると目の前の業務しか見えず、メディアのあるべき姿が見えづらくなってしまいます。本来ならば、担当者にしかできないこと、例えば長期的なオウンドメディアの方向性の確認、記事の質を向上させるための監修者探し、のような業務に集中するべきです。運用体制を整えるという意味でも、作業ベースの業務については外部の手を借りるというのは効率的手段と言えるでしょう。
オウンドメディア記事を作成するには以下の4つの手順で行います。
おすすめの外注方法は、②と③を外注する、もしくは③だけを外注する方法です。編集部のリソースが足りないという企業に特におすすめします。記事構成案作成は記事作成の8割を占める部分と言っても過言ではありません。記事の主眼、骨組みを作っていく作業で、構成案があれば次の記事執筆もスムーズに進められるというものですが、一番時間がかかり経験がものをいう工程です。そのため記事構成案は外注し、記事作成でも特に最後の手直しは、社内でやるか専門知識のあるライターにやってもらうという作成方法をとった方がコスパも効率もよく記事作成ができます。
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オウンドメディアの成果が見えるようになるまでに必要な記事数は100本~180本必要と言われています。ただ記事を量産するだけではなく、ターゲットユーザーを120%満足させるような専門性にこだわったコンテンツでなければなりません。これまでのSEO視点だけではく、SXOに注力した記事を作るということです。
また記事の文字数についてもよく質問される部分ですが、文字数の多い少ないによって評価が分かれることはありません。文字数というより、ユーザーのニーズを満足させる情報を網羅したコンテンツが理想的と言えるでしょう。そのようなコンテンツを目指せば、ある程度の文字数になってくるという傾向はあります。
参考:『B2Bサイトにおけるコンテンツマーケティングのあるべき姿についての提言』
ライターへのライティング依頼について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に
コンテンツSEOに欠かせない ライターに記事を依頼する際のポイント
目標(KGI)に合わせて適切なKPIを設定することが重要です。効果測定や分析を行いやすくするために各KPIは数値設定にするのが必須です。
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KGIに合わせたKPI設定を行う際には必ず期限も合わせて決めます。その期限を逆算したスケジュールとKPIに付随する予算まで立てることで、オウンドメディア戦略の基盤を強固なものにすることができます。
オウンドメディアはSXO視点が重要になってきているとお話ししましたが、ターゲットとするユーザーを最初に具体的に決めておくことが重要です。社内の共通認識としてしっかりと設定しておくことで、オウンドメディアを運用していく過程で方向性を見失いそうなときに立ち戻る指針ともなります。
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オウンドメディアの効率的な記事作成方法についておわかりいただけましたでしょうか。SXOにかなったオウンドメディアを戦略的に運営していくために、まずは体制構築が重要ということをお話ししてきました。オウンドメディアの担当者がコア業務に集中できる環境をつくるためにも、記事制作にアウトソーシングを取り入れるという視点をもつことをぜひおすすめします。
弊社ではユーザーの満足度向上につながる記事作成サービスをご提供しております。個別の会社や事象ごとに最適な記事を整備するためのコンサルティングも行っており、アクセス数を1年で18倍にさせ、月間100万PVまで成長させた実績もございます。オウンドメディアの記事作成やオウンドメディア制作・運用についてお悩みや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。