オウンドメディアを運用しているといろいろな問題が出てきます。そういった悩みを解決してくれるのがオウンドメディアの運用代行会社です。今回は運用代行を活用することでどんなメリットがあるのか、運用代行会社選びのポイントについてご紹介していきます。自社のオウンドメディア運用でお困りの担当者の方はぜひご一読ください。
目次
オウンドメディアを立ち上げ、いざ運用してみると出てくる悩みはたくさんあります。
以下のような悩みはオウンドメディア運用代行に依頼することで解決できます。
ひとつずつ見ていきましょう。
オウンドメディアはターゲットユーザーを120%満足させるコンテンツを作ることが重要です。そのためには、コンテンツ作成方法を確認しましょう。作成過程を把握した上で、編集長である担当者が執筆するのもいいのですが、リソース面で必ず限界がやってきます。コンテンツ作成の全行程はもちろん、キーワード企画や記事構成案づくりの部分だけを依頼するなど、運用代行をうまく活用することで、スムーズにコンテンツを作ることができます。
オウンドメディアのコンテンツ作成について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
オウンドメディアの運用は思った以上に手間がかかるものです。特に近年はユーザーの体験ニーズを満たすことが重視されています。そんなSXO視点のオウンドメディア運用は担当者が片手間でできることではありません。担当者が記事執筆などの業務で回らなくなり、コア業務がおろそかになるというのはよくあることです。メディアの方向性を決めたり、記事の編集をしたりといったやるべき業務に集中できるよう、運用代行を活用するのはおすすめです。
オウンドメディア運営にもSEO対策は欠かせません。そのためには専門的な知識が必要となってきます。SEOの観点で適切なサイト構造を作るためにクローラビリティの最適化、スマホ対応、内部リンクなどの施策を行うと同時に、キーワード戦略を練り、自社にしか作れない専門性・オリジナル性の高いコンテンツを蓄積していくことが大切です。
オウンドメディアのSEO対策について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご一読ください。
オウンドメディアのSEO対策。制作と運用のポイントを解説
ターゲットと目標をしっかりと設定した上で、今までに作成したオウンドメディアの記事の質と量は満足できるものかどうか確認してみましょう。記事の内容が薄くユーザーをニーズに応えられないものであれば集客は難しいでしょう。また記事数はどのくらいでしょうか。効果が現れるのは100~160記事以上と言われています。オウンドメディアは中長期的な取り組みであることを認識した上で取り組んで行きましょう。流入が増えない原因がどこにあるのか、自分で気づかない問題点や課題を第三者に指摘してもらうことで修正すべき点が見えてくるはずです。
オウンドメディアの成果がでるまでに必要な記事数について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご参考に。
サイトへの流入は増えたが売上につながらない、という悩みもよく聞かれます。オウンドメディアの目標として商品やサービスの販売など売上アップを目標にしている場合、まずはターゲットユーザーの設定が間違っていないか確認しましょう。問題がなければ、内部対策をチェックします。自社のサービスページへの導線がスムーズかどうか、コンバージョンボタンはわかりやすいところにあるか、エントリーフォームの仕様が使いやすいものであるか、などを確認することが必要です。専門家の視点で修正すべき点を適切に指摘してもらいましょう。
オウンドメディアの運用代行にどのような業務を委託することができるのでしょうか。
ターゲットユーザーに支持してもらえるオウンドメディア運用のために、初期設計の段階で、ビジネスの課題に基づき、オウンドメディアで何をしたいのかとその役割を明確にすることが欠かせません。そのオウンドメディアのコンセプトを設計し、ビジネス目標の達成を見据えた戦略設計を行っていきます。
オウンドメディアをこれから立ち上げたいという場合は、サイトの構築を最初から委託することができます。オウンドメディアの戦略を協議の上決めて、コンセプト設計をした上で、デザインの方向性を決めコーディングを行なって、サイトを立ち上げていきます。
オウンドメディアに掲載する記事の作成です。ターゲットユーザーが必要としている情報で、その企業にしか発信できない情報を魅力的なコンテンツとして制作します。もちろんSEO的に狙うべきキーワードの選定や、上位化のための記事構成案作成、記事執筆など必要な一部の工程だけの委託という形も可能です。
定期的にアクセス解析を行い、施策の検証を行います。どういった改善が必要なのかアドバイスがもらえ、次の改善施策を検討し実行していきます。
オウンドメディア運用に必要な工程や、運用代行の活用方法について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
オウンドメディア運用代行を検討する前に確認しておくべきポイント
オウンドメディアを運営していく中で出てくる悩みを運用代行なら解決してくれるとお話してきましたが、運用代行に依頼するメリットとデメリットについてあらためて確認してみましょう。
社内でオウンドメディアを運営しているとなかなか客観的な視点を持ちにくくなります。外部からの率直な意見や専門的な提案をしてもらえることは大きな利点です。また運用代行会社はSEOや運用方法など専門的な視点やノウハウも持っているので、社内に専門的知識を持つ人材が足りていない場合は一緒に戦略を考えてもらうことができます。
オウンドメディアの運用は他業務との兼務でできるものではありません。オウンドメディアを運用してみて初めて負担の大きさに気づくということもよくあります。うまく運用代行を活用することで、負担を軽減し、担当者のやるべきコア業務に集中できる環境づくりがかないます。
他社の事例やノウハウ、考え方を教えてもらうことができたり、業界の最新情報を早く仕入れたりできるというのは大きなメリットです。
委託をすれば当然費用がかかります。社内でできること、できないことを整理し、投資対効果を考えて、何を外注するのかを内容を検討することが大切です。その際、運用代行会社の実績、費用感ややりとりの頻度なども合わせて確認し、選定するようにしましょう。
運用代行会社に運用を任せていると社内にノウハウが貯まりづらくなります。将来的にメディアを拡大したり新たにメディアを立ち上げたりする際に、それまでのノウハウを活用できません。社内にノウハウを蓄積していきたいという場合は、サポートとして運用代行に入ってもらうなどすべてを任せっきりにしないようにしましょう。
サーバーの管理などすべて代行会社に任せている場合、緊急対応に担当者不在で対応が遅れてしまうことがあります。そのため運用代行を依頼する場合でも、自社でもある程度対応できるリソースを揃えておく必要があります。
オウンドメディアの運用代行に依頼することで得られるメリットを享受するために、良い運用代行会社を見つけることが大切です。その選び方を詳しくご紹介していきます。
運用代行会社には得意分野、不得意分野があります。これまで携わってきたサイトの業界、規模、業種などについて確認しましょう。自社でも再現可能であるのかどうか話を聞いて検討しましょう。
記事執筆の依頼を検討する場合、記事のクオリティは非常に重要な部分です。実際に企業に納品している記事を確認させてもらいましょう。また記事制作のみで集客に関してアドバイスがもらえない、ということがないよう業務範囲についても必ず確認しましょう。
施策の方針、他社との違いを確認しましょう。その会社の強みが自社の課題解決につながるのかどうか検討しましょう。
オウンドメディアの成果を確実に出すために、コンサルの選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご一読ください。
オウンドメディアコンサルティング会社の選び方。確実に成果を出すために
オウンドメディアの運用は中長期的な施策で、体力を要する取り組みです。そのことを立ち上げる前からわかっておかないと、担当者の気力・体力が続かずメディアは立ち行かなくなってしまいます。限られた人材・予算をどこに投入するのかを決定しておくこと、またしっかりと運用体制を構築しておくことが継続的な運用のカギと言えるでしょう。運用体制は社内的なチーム体制はもちろん、担当者がコア業務に集中するためにも運用代行会社をうまく活用するのは賢明な方法です。そうすることでビジネス目標の達成もより効率的に叶えることができます。
今回はオウンドメディア運用代行に依頼することで解決する悩み、運用代行会社の選び方についてご紹介してきました。オウンドメディアは魅力的なマーケティング手法ですが、継続して運用していくことで初めて効果が出てきます。担当者の方の体力的・精神的負担を少しでも軽減しながら、狙い通りの結果を出すためにも、運用代行会社の高度なスキルと専門的なノウハウをうまく活用されることをおすすめします。
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