タイトルタグはSEOの内部対策において、最も重要な事項のひとつです。タイトルタグ設定が変われば、ページ順位が大きく変わることもあります。今回は、タイトルタグのつけ方を考えるときに知っておきたいポイントをご紹介します。
タイトルタグとは?
タイトルタグとは、ウェブサイトを構成するhtmlに記述されている<title>タグのことを指します。

ユーザーや検索エンジンに対して、ページの内容やトピックを表す重要なタグです。
タイトルタグのSEO上の役割
タイトルがページ内容を簡潔かつ具体的に表すものであれば、そのページは適切に評価され検索順位でも有利な結果を得やすくなります。検索エンジンはタイトルタグに囲まれたテキストが、そのページ内容を適切に表しているという前提でアルゴリズムを組み立てているからです。そして検索エンジンだけでなくユーザーに対しても、ページ内容をしっかりと伝えることができます。
タイトルタグのつけ方
タイトルタグをつけるときには、以下の4つのポイントを確認して、適切な文章になるように工夫しましょう。

文字数は30字程度にまとめる
タイトルタグに入力する文字数は30文字程度にまとめましょう。文字数を超えると検索結果画面で文末が省略されてしまいます。
固有のタイトルを意識する
ライバルサイトとの差別化を意識した固有のタイトルを、ページごとにつけるようにしましょう。ユーザーの検索結果での見つけやすさにもつながります。
重要なキーワードは最初に配置する
検索でヒットさせたい重要なキーワードほど、できるだけ文頭に配置するようにしましょう。検索エンジンは最初に設置されているキーワードを重視する傾向にあります。ユーザーの目にもとまりやすくなり、クリックされる確率も高くなります。
同じキーワードは2度までに抑える
同じキーワードの出現は2度までに抑えましょう。同じキーワードを入れすぎたり、類似キーワードを不自然に羅列すると、ペナルティを受ける可能性もあります。自然な文章になるようにキーワードを含めるようにしましょう。
キーワードのバランスを意識したタイトルを
文字列の中の「で」「と」「へ」などの助詞や「~」「!」などの記号は「ストップワード」として認識し、SEOのアルゴリズムには影響しません。
ストップワードとは検索対象から除外される言葉のことです。

そういった言語処理のルールも考慮に入れ、キーワードを無理に並べるのではなく、バランスを意識したタイトルつけを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。タイトルは短い文章なので重要性を感じにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、SEO的にはとても重要です。コンテンツにこだわるのはもちろんですが、タイトルにも時間をかけ、効果的なタイトルをつけましょう。