ノウハウ

KPI設定のコツとは!ビジネス目標を着実に達成するために

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KPIの目標設定イメージ

今回はビジネスロードマップを一通り作成後、改善するポイントをそのような基準で選定し、目標値となる数字をどのように設定していくのかということを詳しくご紹介します。ビジネス目標達成に向けた、より具体的で使えるKPI設定のやり方を知りたい、という方はぜひご一読ください。

KPIとはビジネスのゴールに向かうための改善ポイントを数値化したもの

KPI(Key Performance Indicator)はビジネスの最終目標であるKGIを達成する過程で、クリアすべき改善ポイントを数値化したものです。まずはビジネスロードマップを使って自社のビジネス課題達成のためのKGI、KPI設定をしていくことになります。

ビジネスロードマップという図表を使うと、KPIの候補となるものを洗い出すことができ、関係者の目線を合わせるときにも利用できます。

ビジネスロードマップを活用したKPI設定の詳しい方法についてはこちらの記事もご参考に。(ビジネスロードマップのテンプレート無料ダウンロード有り)

KPI設定する前に改善ポイントの絞り込み

ビジネスロードマップに大枠の数値を入れることができたら、次に行うのは改善するポイントの選定です。ピックアップした改善ポイントに対して全て着手できればいいのですが、人員や予算、技術に限りがある場合を考慮して、優先すべきものを選定していきます。その絞り込む条件が以下に挙げる3つです。

規模

より数値が大きい部分を優先順位高く考えます。流入が100件しかない箇所よりも10,000件ある箇所に対して施策を考えた方が次のステップに進む人数は増えます。

実現度

出てくる施策のアイデアをたくさん思いつくことができ、かつ施策自体が実現可能であるものを優先度高めにします。

期待効果

改善が成功する確率が高いものを選びます。普通の数値をより良い数値にするよりも、悪い数値を普通にする方が改善する可能性が高いといえます。

目標値設定の基本的な考え方

前項で選んだ指標に対して、目標値を設定していきます。指標は目標値と合わさることでKPIと言えます。例えば「会員登録数」が指標だとすると「来年の3月末までに20,000人の会員登録」がKPIです。

例えば、指標が3つの場合は「それぞれの指標を50%ずつ改善する」という形になり、指標が4つの場合は33%ずつ改善するという形になります。

先ほどのKPIである会員登録数で、あと10ヶ月で14,000人の登録が必要だとします。

  • 1ヶ月当たりに増やすべき会員数は1,400
  • 指標が3つの場合は50%の指標を1つの指標で達成します。

つまり毎月700UPできる数値を目標数値とするのがセオリーということです。

目標を越えるKPIを設定する

次の例で、目標2,000万円に対し、現在1,500万円の場合で考えます。

差分は500万円で、3つの指標で改善を図る場合、指標1つあたり250万円となり、3つでプラス750万円となるように各KPIの数値目標を設定します。これは思った通りに改善しなかったり、施策自体が実施できなくなったりというようなリスクを避けるためです。150%にしておけば、思った通りに改善ができなかったときに手遅れにならなくて済みます。

150%の改善を目指す施策をたくさん出し、一部成功させて100%を達成することで、より確実に目標達成にたどり着けます。このような考え方で、KPIは目標に達成する数値ではなく、目標を越える数値を設定することが大切です。

KPI設定のポイント

K P Iは要素が多すぎてどのようなものをKPIとして設定すればいいのか悩む方も多いと思います。ビジネスロードマップ作成から具体的なKPIを設定するまでの過程で気をつけるべき3つのポイントについてご紹介していきます。

「SMART」を意識する

以下の要件を満たすものがK P Iにふさわしいと言えます。その頭文字をとってSMARTモデルと呼ばれます。

Specific 具体的な

グループのメンバーで共有できる具体的で明確な指標を使います。個々人が主体的に動けるくらい具体的なKPIであることが大切です。

Measurable 計測可能な

KPIは達成度合いを定期的に分析します。その際、測定することが可能な指標であれば万が一目標が達成できない場合でも問題点を見つけやすくなります。

Achievable 達成可能な

チャレンジしても達成不可能な夢のような数値ではなく、達成が現実的なKPIである必要があります。

Relevant 関連した

売上高や販売数など、利益に繋がる指標である必要があります。1つのKPIが達成できることでKGIのパズルのピースが1つ埋まるようなイメージです。

Time-bounded 期限を決めた

いつまでに達成をするのか必ず期間・期限を設けることが大切です。KGIの期限から逆算し、各KPIの達成期限を設けます。

可視化する

冒頭でご紹介したビジネスロードマップもそうですが、目標達成の過程をチーム内で可視化することが大切です。ゴールのどの段階にいるのかがわかれば、目標達成に向けたモチベーションも維持できます。数値が未達で修正可能な場合でも、可視可しておくことで軌道修正しやすいというメリットがあります。

KPI管理は全員で

KPIの管理は担当者だけでなく、全員で行うことが必要です。KPI値をプロジェクトチーム全員で共有し、目的とする成果が得られるように前向きな姿勢で取り組みます。KPI達成が難しい場合に、改善施策を出しPDCAを回していくことがスムーズになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。KPI設定をする上で、指標を絞り込み方、KPIは目標を越える数値を設定すること、などについてご紹介してきました。KPI設定時のポイントにも留意しながら、自社のビジネスゴール達成を実現するKPI設定にお役立てください。

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