「SEO ツール」と検索すると、40選!とか10選!とかたくさんのSEOツールを紹介した記事が検索でヒットします。確かにどれもたくさんのツールを紹介していて素晴らしいと思うのですが、 「じゃあ現実どれ入れるのよ」というところが大事だと思うのです。
だってそんなたくさん紹介されても、20個目以降流し見になってしまいそうだし、 最後の方まで来たら、最初の方に紹介されたツールとか忘れてしまいそうだし、 何より一つの目的で複数のツール紹介されても、いちいち使って見て、どれがいいか判断しないといけないのは面倒くさいですよね。
そこで今回は、1年程度でメディアサイトの月間PV数を月間100万PVまでグロースさせる際に実際に使用したSEOツールをご紹介したいと思います。
SEO初心者の方はまずはここに紹介しているツールくらい知っておけば十分だと思います。
ご自身の状況や、目的を踏まえて、必要な部分をご参照いただければと思います。
目次
これはもうSEOをするとなると、一番最初に入れないといけないやつです。
SearchConsoleを活用することで、自分のサイトのアクセスの概要を知ることができます。
具体的なSearchConsoleの活用方法例
ここでは、一番基本的な使い方を説明します。SearchConsoleを開くと「検索パフォーマンス」というテキストとグラフが表示されるかと思います
このグラフの右上の「レポートを開く」というテキストリンクを開くと下記のような内容を調べることができます。
指定した期間においてSEOで
さらに、調査する期間は自分でカスタマイズして設定できます。
ここでは割愛しますが、特定のキーワードでどのページがクリックされたか等の詳細な分析も行うことができます。
SearchConsoleは非常に色々な使い方ができ、さらに無料なので、ぜひ導入しましょう。
Google検索の掲載順位やクリック数がわかるツールSearch Console
自社のサイトに訪れたユーザーを様々な角度から分析できます。
ユーザーが検索エンジン経由できたのか、他サイトのリンクをたどってきたのか等、あなたのサイトのユーザーがどこからきているか知ることができます。
Webサイトを運用している目的を達成できているのか現状を把握し、その上でサイトを改良していく際に参考となるデータが計測できるのがGoogleアナリティクスです。
流入経路の分析以外に、以下のような幅広い分析ができます。
・どんな人がサイトを訪れているのか
(セッション数、ユーザー数、ユーザーの性別や年代、エリアなど)
・サイトにどれくらいの時間滞在しているのか
(平均滞在時間、1回のアクセスあたりの滞在時間など)
・どんなコンテンツを見て、どんな行動を起こしているか
(ページごとの閲覧数、離脱率、直帰率など)
SEO対策で狙いたいキーワードの検索ボリューム(1ヶ月あたりどのくらい検索されているか)を調べられるので、キーワード調査をする際に使用します。
関連キーワードを調査できるツールGoogleキーワードプランナー
多くのキーワードの順位を継続的にウォッチすることができます。順位の取得タイミングを指定しておけば、毎日そのタイミングで自動で順位を取得してくれるので、非常に便利です。データをCSVでダウンロードもできるので、社内報告用の順位レポートを作る際にも重宝します。有料ですが、多くのキーワードで上位化を狙うメディアサイトの運用者などは、必ず導入すべきツールの一つです。登録できるキーワードの数も多いので、競合サイトの順位チェックにも活用できます。
Googleのサジェストワードを調査し、その検索ボリュームなどのデータも合わせて一括でダウンロードすることができます。
Googleのサジェストキーワードを調査できるグーグルサジェストキーワード一括DLツール
Google検索で流行りやトレンドのワードをチェックする際に使用します。
ここからは、サイト調査をするタイミングでよく使用するSEOツールを紹介します。自社サイトの状況をより詳細に知り、改善を図って行きたいという方はチェックしておきましょう。
Chromeの拡張機能で、簡単にサイトのパフォーマンス、アクセシビリティ、プログレッシブウェブアプリ(PWA)対応状況などについての確認ができ、具体的な改善策を提示してくれます。簡単にSEOの基本的な項目の状況をチェックするツールとして有効です。
自社サイトのページの読み込み時間を短くするためのポイントを指摘してくれます。
ページの表示スピードの高速化に向けて改善すべき課題がわかるツールPageSpeed Insights
自社サイトが正しく構造化データが記述できているかを確認できます。
構造化データがしっかりマークアップされているかチェックできる構造化データテストツール
ページ内でリンクを張っている部分について、リンク切れなどがないかをチェックしてくれます。
ページ内のリンク切れをチェックするツール リンク切れチェックツール
一部無料で使える競合調査ツールです。
また、SEOの競合調査の方法や、勝つための戦略についてはこちらの記事にまとめてありますので、興味のある方はこちらもご参照ください。
SEOで競合サイトに勝ちたい!競合調査・分析方法と勝つための戦略
ここからは、毎日使うわけではないけれど、たまに必要に応じて使用するSEOツールを紹介します。
こちらは、前述したGRCなどが立ち上げるの時間がかかる際や、外出先などで、パパッと2、3キーワードの順位を調べる時に使用します。
こちらは競合サイトなどの被リンク状況を把握するために使用します。また、自社に変なサイトからリンクされていないかをチェックする際にも使用できます。
順位変動の波などを確認したい時に使用します。
上がってきた原稿にコピペ部分がないかをチェックする際に使用します。
いかがでしたでしょうか。SEO初心者の方は今回紹介したようなツールをまずは知っておきましょう。
また、今回紹介したツール以外にもたくさんSEOツールはあります。ただ、ツールはあくまで補足的なものです。なので、いきなり色々なツールを探してみることに時間を使うよりも、まずは自分のサイトのコンテンツがユーザーの検索ニーズを満たし、他のどのサイトよりもユーザーに満足してもらえる内容となっているかどうかを考え、改良していくことに集中した方が良いでしょう。
なお、弊社のSEOコンサルサービスでは、お客様一人一人に合わせて、サイト分析、競合分析、キーワード分析を行い、具体的にお客様のサイトだとどのように改善したらいいかをご提案・ご相談にのらせていただいておりますので、より効率的に順位改善、SEO経由のアクセスを伸ばしたいお客様はどうぞお気軽にお問い合わせください。