「オウンドメディアを運用し始めたけど、一体いつになったら効果が表れるの?」と
やきもきしているオウンドメディア担当の方は多いのではないでしょうか。SEOは、施策後その効果が実感できるまでに時間がかかります。それでも、より適切な方法に取り組むことで不要な時間的ロスを減らし、効率的に結果を出すことができます。今回はオウンドメディアの効果をできるだけ早く出す具体的な方法について具体的にご紹介していきます。ぜひご一読ください。
目次
SEOの効果ができるまでどのくらい時間がかかるものでしょうか。正直に言うと、キーワードの難易度により効果がでるまでの時間はバラバラです。上位化している競合サイトやキーワードによってレベルが違うからです。ただ、目安としては、オウンドメディアなどのコンテンツマーケティングに関しては、効果が見込めるまでは「半年から1年程度」です。しっかりとしたコンテンツを着実に追加していることが前提です。
時間がかかるのは分かったけど「できるだけ早く効果を出したい!」というのが、担当者の切実な思いだと思います。そこでできるだけ早く効果を上げる方法を以下で解説していきます。
以下ご紹介する方法はキーワード選定後の流れです。キーワード選びまでの具体的な方法やツールについてはこちらの記事をご参考に
キーワード選定 ビッグキーワードとミドルキーワードの選定方法
各ロングテールキーワードに対する記事で1位を狙うべく、ターゲットユーザーを120%満足させる記事を作ります。もし、ユーザーが一つの記事でそのテーマについて満足できなければ、途中で読むのをやめたり、知りたい情報を補うために他サイトへ移ったりします。そういったことにならないよう、読み始めたときよりも、期待以上の満足を得られるような情報を盛り込んだページを作り込むことが大切です。
ロングテールキーワードでも難易度が高いものや属するコンテンツが多様なものはミドルキーワードに格上げするなど、キーワードごとの特性を踏まえたキーワード企画も同時に行いましょう。
メディアのテーマとなるビッグキーワードに紐づけされるミドルキーワードをピックアップしたら、その中からまずは4~5つのミドルキーワードを選定します。それぞれのミドルキーワードから紐づけされるロングテールキーワードに対して、先ほどご紹介した「120%ユーザーを満足させる記事を作る」作業を繰り返し行います。スモールキーワードに対する良質な記事を揃えることで、ミドルキーワードが上位化しやすくなります。
ロングテールキーワードに対する記事を充実させたミドルキーワードの“山”が一つ一つできていきます。初期に選定したミドルキーワードが大方上位化してきたら、ミドルキーワードを追加で選定し、ミドルキーワードとロングテールキーワードで構成される山を増やしていきます。
上位化のために記事を用意するだけでなく、一覧ページに対してキーワードを入れたテキストを追加していくことも併せて行いましょう。タグ一覧ページを用意したり、カテゴリー一覧ページ、サービスページに対しても同様にテキストを追加したりする必要があります。
ここまでの施策をコツコツと行っていくことで、ビッグキーワードの上位化に近づいていきます。ロングテールキーワードに対するコンテンツを充実させ、ミドルキーワードで上位を取っていくことで、メディアのテーマとなるメインワードでの上位化を狙う方向性です。
いかがでしたでしょうか。オウンドメディアは成功させれば大きなメリットを得ることができる一方で、費用対効果が得られずにクローズする企業が多くあるほど、難しい領域でもあります。できるだけ早くオウンドメディアのメリットを得られるように、ぜひこの記事を参考にオウンドメディアに取り組んでください。
とはいうものの、自社だけでオウンドメディアを運用する限界を感じている、専門の制作会社に依頼しているものの、このままの戦略で大丈夫だろうか…という方は、弊社でもコンサルティングサービスをご提供しております。ぜひ一度お問合せください。