ブログに記事を掲載し続けていると、伝えたいという気持ちが強すぎて一つの記事にあれもこれも書きたい!載せたい!ということになったりしていませんか。有用な情報をたくさん盛り込むことはとても大切なことですが、扱うテーマは「1記事、1テーマ」に絞った方がいいということ、ご存じですか。
今回は、記事のテーマや情報の盛り込み方について詳しく解説していきます。オウンドメディアを運営しているという方、自社サイトでブログをしているという方はぜひご一読ください。
目次
キーワードを設定して記事原稿を書く場合、1つの記事について1つのテーマで書くことを意識しましょう。
テーマが複数あると、どういう目的で書かれた記事かがはっきりしなくなるため、読者に伝わりにくいだけでなく、検索エンジンの評価も低くなってしまいます。
1つの記事で伝えたいことは1つに絞り、それ以外のことは別の記事で伝えるようにしましょう。
記事の内容は、詳しく深く掘り下げた情報を盛り込むようにしましょう。どこでも読める内容では読者は満足できず、他のサイトにすぐに移ってしまいます。
読者が知りたい情報、抱えている悩みを解決できるような情報を盛り込みましょう。
今は様々な情報が簡単に得られるため、読者は「自分のための情報」を求めています。みんなのためになる情報が汎用性があって良いコンテンツだと思われるかもしれませんが、結局誰にも読まれないというのが事実です。
記事のターゲットは誰か、どんな読者に届けたいのかという具体的な読者像を決める「ペルソナ設定」も大切です。
ペルソナ設定について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に
自社サイトが得意とする分野について、オリジナルな視点を持って、自社でしか書けない情報を盛り込むことが大切です。
自社の担当社員や専門家への取材で得られた情報などは、ほかでは読めない独自性の高い記事になります。
そういった記事を積み重ねることで読者の印象に残り、自社サイトに対する信頼感も増します。
その結果、固定ファンによるリピート訪問が増えるようになっていきます。
また情報元についてはきちんと記載すること、有名なサイトや公式サイトから引用したり、専門家に監修をしてもらったりするなど、記事の信頼性は確保するようにしましょう。
読者が納得して正しい判断ができる良質なコンテンツを作成するには信頼性を追求することは必須です。
Googleは検索品質評価ガイドラインで特にYMYLサイト(お金や健康に関わるサイト)においてはE-A-Tは非常に重要な要素であると指摘しています。
YMYLやE-A-Tについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考に
キーワードを設定したらテーマを細分化し、どのような切り口で記事を作っていくか記事の構成を考えます。自分が書きたいこと、載せたいことではなく、読者がどんなことを必要として、知りたがっているかという視点を常に意識することが大切です。
というものの、切り口を多く広げられないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時はテーマから想像できる関連のワードを書き出します。
またキーワードツールで自分の知識外のワードも引っ張ってきます。
それらのキーワードから見えてくるニーズに関する情報を加えていくといいでしょう。
そうすることで、情報の網羅性を高められ、読者にとって満足度の高い記事に仕上がっていきます。
1記事1テーマで専門性の高い記事を書くと、記事のボリュームが多くなる傾向にあります。読者に最後まで読んでもらうためにも、「読みやすさ」は気を付けなければならないポイントです。そこで、大見出し、中見出し、小見出しなどの見出しを上手に活用しましょう。
見出しが決まれば内容がテーマとずれてくるということはありません。
読者にとっても読みやすくまとまった記事になるだけでなく、執筆する際にもスムーズに書き進めるのに効果的です。
いかがでしたでしょうか。記事のテーマ選びはルーティンになってしまいがちですが、大切な作業です。記事テーマ、タイトルを決め、記事の見出しを作るところまでで記事は8割できたようなものです。その過程でしっかり構成を練り、貴サイトにしか書けない記事を作り上げましょう。そういう記事を積み重ねていくことが重要です。
とはいうものの、キーワードの選定方法、記事の書き方、など続けていくとコンテンツに関する悩みや課題が見えてくることも多々あることでしょう。弊社では具体的な悩みから長期的なSEO戦略までコンサルティングを行っています。お気軽にお問合せください。