国内における主要なSNSの一つとも言えるTwitterですが、その拡散性の高さから、ウェブサイトのプロモーションを行う上で重要な地位を獲得しつつあります。今回はSEOに効果的なTwitterアカウントの最適化について紹介いたします。
目次
Twitterでコンテンツがリツイートされても、共有リンクによる被リンクは無効なのでSEO効果は見込めません。詳しく言うと、Twitterのリンクはnofollowタグが付いているので、Twitter内でリンクが張られてもリンクポピュラリティへの直接的な影響はないということです。
ただ、視点を変えるとTwitterはSEOに効果があることがわかります。Twitterには「Twitter API」によって作られた外部の関連サービスがたくさんあり、Twitter内でリンクが張られることでそれらの外部サービスで露出します。外部サービスのアンカータグにはnofollow属性がないことが多く、多くの被リンクを受けることができます。また、最近は検索結果画面(SERPs)でもツイートが表示され、検索ワードによっては高い順位で表示されたりもしてきています。
Twitterアカウントを最適化する方法について5つご紹介します。
タイトルにはキーワードを必ず入れましょう。タイトルにキーワードを入れることでキーワードが入った内部リンクを受けることができます。
関連するテーマを中心にコンテンツを作りましょう。新たに投稿したブログ記事や追加した情報などを投稿するのも大切です。
Twitterの目指すところは、影響力を持ち自分のツイートに反応してくれる人が増えることです。自分だけが満足できる情報では、拡散は起きにくいものです。共感できるコンテンツや役に立つ情報は二次、三次的な拡散が期待できます。
ツイートする際にハッシュタグを付けることをおすすめします。ハッシュタグはより多くのユーザーに関連キーワードでのツイートを配信してくれることになります。
既存メディアのプロフィールに添えてTwitterプロフィールを紹介するのも効果的です。HTMLタグを使い「<a href=”http://twitter.com/ここにTwitterID”>入力したい文章</a>」を記入するだけで、Twitterへのリンクを貼り付けられます。
クチコミによって生まれたオーガニック(自然発生的)な被リンクが多いサイトが上位表示されるケースが少なくありません。クチコミはコントロールできないので、サイトの人気度を評価する指標の一つとしてGoogleから重視されています。
Twitterはネット上のクチコミの起点になりやすいため、Twitterユーザーが外部のサイトについてつぶやく動機を考えることは重要です。多くのユーザーに拡散されれば、他サイトにURLが取り上げられたり、自然な外部被リンクが増えることになりSEO効果も期待できます。
Twitterユーザーがつぶやく動機には、以下のように3つのパターンが考えられます。
①自分のことをもっと知ってほしい(自己顕示欲)
自分が主役になれるコンテンツや、個性を表現できるコンテンツを好みます。
②共感してほしい(共感願望)
多くの人に共感してもらいため、多くの人が反応しやすい話題をつぶやく傾向が強くなります。
③自分を評価してほしい(自己ブランド強化) フォロワーにとって有益な情報を発信することで自分をブランディングをしようとします。
この3つの動機のうち、①は他人が興味を持つ情報ではないため、二次的な拡散は期待できません。一方、②と③の動機から発信される情報は、人を巻き込む力が強かったり、第三者にも役立つ情報、つまり「誰かのためになるつぶやき」であることが多いので、二次、三次的な拡散が望めます。
いかがでしたでしょうか。もしTwitterアカウントを開設していない場合はぜひアカウントを開設して、運用してみてはいかがでしょうか。
Twitterからの直接的なSEO効果は見込めませんが、Twitterから流入が増えることによって、結果的に自然な被リンクが増えて、Webサイトへのアクセス増加につながります。
運営しているサイトのコンテンツクオリティを上げ、SEOをしっかり行うのは大前提ですが、情報の拡散に強いTwitterを上手に活用していくのも、取り組む価値があると言えます。
弊社では、お客様のビジネスの目的達成を見据えたヒアリングをさせていただき、豊富な実績から的確な戦略をご提案させていただきます。興味をもたれましたら、ぜひお問い合わせください。