私はWEB制作業界に7年以上在籍し、SEOやWEB広告を手がけてきました。
その中で、様々なホームページ制作会社様とお付き合いし、良い会社、良くない会社の両方とのお取引を経験してきました。
そんな私が最近、経営者の方や広告代理店の方から、
「どこか良い制作会社ない?」
「SEOのことわかっている制作会社知らない?」
と聞かれることが増えてきました。
確かにせっかくサイトを作るのであれば、SEOに強いサイトを作りたいと考えられる方も多いでしょう。
そこで今回は、私の実体験も踏まえ、ホームページ制作会社を探す際に、SEOの知識や実力がある会社をどのように探したら良いのかを解説していきます。
<本記事を通してわかること>
目次
7年間、WEB業界にいた私の経験からSEOに強いホームページ制作会社の選び方をご紹介します。
<業界7年の知見から見たSEOに強いホームページ会社の選び方>
SEOは日々変化しています。根本にある「ユーザーのためになるサイト」が上位表示されるという原則は変わりませんが、例えば、2年前に上位化できていたサイトが今では100位圏外にいるというケースもザラにあります。ここ数年でGoogleをはじめとする検索エンジンの検索品質は格段に上がっています。
そんな中で、ホームページ制作会社のアピールでよくあるのが、
「こんなメジャーなキーワードで軒並み1位を獲得しています。」
というものです。
これに騙されてはいけません。
必ず、その実績がいつ時点のものなのかを確認しましょう。
そして今、そのキーワードで検索したらそのサイトが何位なのかを自らチェックしてみましょう。
ホームページ制作会社側でも「得意な分野」とあまり「得意でない分野」があります。
自社が提供しているサービスや事業に近い実績があるかどうかを必ず確認しましょう。
これも良くあるパターンで実績数〇〇〇件というようなアピールをするホームページ制作会社がいます。このパターンもあまり参考になりません。
大事なのは、その実績数のうち、何件のお客様が満足しているかです。
実際にサイトを制作する際にどのようなSEO対策を施すのか、どのような部分に気をつけてサイトを制作するのかを必ず確認しましょう。
ページの表示スピードの高速化への配慮など、近年のSEO対策のトレンドを抑えているかも重要なチェックポイントです。
SEOに強いホームページ制作会社と標榜していても、在籍している社員のうち、リテラシーや実績にムラがあるケースがあります。結局大事なのは自社の案件を担当してくれる担当者なので、必ず、担当者がどのような実績がある人なのか(直近の担当案件実績)を確認するようにしましょう。
SEOの観点からもユーザービリティ(ユーザーのサイトの使い勝手)は重要です。
SEO施策といって、単にキーワードをテキスト中に散りばめるだけのスパム的な対策や低レベルな施策しか行っていない会社では、効果は望めません。ユーザーのサイトの使い勝手の観点から、過去にこんなサイトでこんな機能やレイアウトを実装したなどの例を聞きましょう。
ホームページやサイトは作るまでも大変ですが、作ってからも大変です。
ホームページ制作会社に対するよくある不満として、
「作り終わったら放置される」
「サイト運用時の都度改修の見積が高い」
などがあります。気をつけましょう。
今やWEBサイトやホームページは巷にあふれていますから、作るだけではあまり集客やお問い合わせは見込めないでしょう。重要になるのはどのような切り口でサイトを作るかです。
意外にこういったプロモーション戦略まで考えて制作提案してくれる会社は少ないので、この辺りも重要な選定ポイントかと思います。
いかがでしたでしょうか。
SEOに強いHP制作会社を探す・選ぶ上では、上記の8項目をチェックすることが非常に重要です。ぜひチェックしてみてください。
次の章では、よりあなたの立場や役割にあった制作会社選びの方法をご紹介していきます。
さて、この章では、あなたの立場やニーズを踏まえて、オススメのSEOに強いサイト制作会社をご紹介していきます。
中小企業の経営者であれば、まずは何よりも費用対効果が気なると思います。
そのため、ついつい中小企業の経営者の方が陥りがちなのが、初期費用が安く、月額定額で料金がかかるホームページ制作会社に依頼してしまうケースです。
もちろん費用的には魅力的なのですが、サイトは一回作るとよっぽどのことがない限り閉じることはないと思います。そのため、数年スパンでみると意外にこちらの方が費用が高かったりします。
あと、これはあくまで経験上の私見ですが、月額で料金を取る制作会社でろくな会社を見たことがありません。
本当に実力のある会社は月額の利用料でお客様を縛らなくても、継続的なお客様がついてくれるので、月額料金にするなど、余計な所に神経を払う必要がないのです。
また、SEO面においては初期のサイト構築段階以上に、サイトができてから、サイトの運用フェーズの施策が重要だったりします。そのため、サイトができてからはどのような施策行ってくれて、SEOを強化してくれるのかを必ず確認した上で、制作会社を選びましょう。
広告代理店の方も、クライアントに提案する手前、月額制のホームページ制作会社などは勝手が良くないでしょう。
また、以外に担当者のレスポンスの速さや知識量も重要です。
というのも、クライアントにプレゼンや新たな提案をする際にSEO的な要素も提案に盛り込みたいとします。 もしかしたら、お客さん側でSEOにある程度詳しい方がいるかもしれません。
このような場面で、お客様と対等に会話ができたり、質疑応答ができる制作会社の担当者がいれば、提案時の打ち合わせに同席してもらうなりして、よりクライアントへの信頼感アップにつなげることができるでしょう。
また、制作会社にお問い合わせする際には、過去に広告代理店との取り組みがどの程度あるのかもしっかり聞くようにしましょう。スムーズさが全然違います。
また、たまにあるのが、制作会社が勝手に、自社の制作実績として、クライアントのサイトを紹介してしまうケースです。事前に実績の公表可否を伝えるなどを徹底することで、こういったコンプライアンス面のリスクも回避するようにしましょう。
最後にSEO会社の方がサイト制作パートナーとして制作会社を探す際にオススメの探し方をご紹介します。
まず抑えるべきは、より専門的なSEO施策の実装経験があるかどうかです。
具体的には、
などの対応経験があるかどうかを確認しておきましょう。
また、SEO面におけるベースとなる部分をしっかりサポートしてくれるかも重要なチェックポイントです。
スマホが普及し、誰もが何か気になる事や、欲しいものがあったときは、ネットで検索するのが当たり前になってきた昨今。当然検索結果の上位にいたほうが露出は高まるため、SEO対策がきちんとできているサイトを作りたいというニーズも増えてきています。
知り合いの紹介などで制作会社を決められる方もいらっしゃるとは思いますが、ビジネスである限り最終的な責任は決定者にあると思いますので、面倒がらずに今回ご紹介したような項目をチェックしてみましょう。いい制作会社と出会えるといいですね。
ちなみに弊社もSEOコンサル経験を活かした各種ホームページ制作・WEBサイト制作を請け負っておりますので、ご興味のあるかたは下記のリンクよりお問い合わせください。