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オウンドメディアのseo対策。重要なポイントとは?

オウンドメディアのseo対策って何をしたらいいの?

このような質問をよく受けるので、今回はオウンドメディアの運用におけるSEO的な側面からのポイントを解説します。

なお、先にお話しておくと、本記事はオウンドメディアサイトの制作時における注意点ではなく、「オウンドメディアをすでに持っていて運用している人」がよりSEOで効果を上げるために見直すべきポイントをまとめた記事になります。

具体的には下記のような方に向けた記事内容となっております。

【本記事の想定読者】

  • オウンドメディアの編集チームの方
  • オウンドメディアの企画を担当されている方
  • オウンドメディアの記事を書いているライターの方
  • オウンドメディアをすでに運用しており、よりSEOを強化したいと思っている方

近年より重要度が増しているオウンドメディア関連のSEOトレンド

重要になってくるE-A-T

「E-A-T」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
「E-A-T」とは以下の3要素の頭文字をとったものです。

Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

Googleが出している、検索品質評価ガイドラインに記載されているもので、サイトまたはページの品質を判断するための基準として用いられています。

作成するページのトピックについて考えてみてください。ユーザーが特定のキーワードで情報を求めてきた際に、ユーザーの目的をきちんと達成するためにどんな種類の専門性がそのページには求められるのか。こういった観点から、自身のオウンドメディアの記事を見直し、コンテンツの補強を行ってみましょう。

医療系などでより重要になってくるYMYL

さらに、YMYLという観点も重要になってきています。
YMYLは「Your Money or Your Life」の略語です。
こちらもGoogleが近頃より重要視している概念でして、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指して使用されている用語です。

こういったサイトはより人の人生に影響を与えるため、ページを評価する基準が他テーマより厳しくなってきます。
以下の要素をしっかり記載する必要があるでしょう。

  • 著者はどのような経歴でどの分野の専門家なのか
  • 情報元はどこか
  • 内容の責任者は誰か
  • カスタマーサービスについての情報

オウンドメディア運用時のseo観点からの具体的なポイント

ユーザーの悩みやニーズにしっかり応えた記事を更新する

当たり前のように思われるかもしれませんが、実際にはできていない方も多くいらっしゃいますので、ここでは具体的な手順をご紹介します。

まず最初にやるべきことは、ユーザーの検索意図を想像することです。
ユーザーは何かしら知りたいことがあって検索という行動をとります。
彼、彼女らが何を知りたいのか
まず紙に書き出してみましょう。

面倒に思われるかもしれませんが、この工程の精度が非常に重要です。
ターゲットユーザーが憑依したくらい気持ちになりきってみましょう。
その上で次にやることは狙いたいキーワードで実際に検索してみることです。
上位化しているサイトを見て、どのような内容をどのように表現しているか、傾向を把握しましょう。

意外とこういう検索ニーズもあるんだと、最初に自分で書き出したものにはなかった検索ニーズも発見することができるかもしれません。
上記の手順を踏んだ上で、記事の中で紹介する情報や、その言い方などを検討していくことが重要です。

SNSを活用しコンテンツの露出機会を増やす

手がけているサービスや商材により、使用するSNSは異なってきますが、
例えば、BtoB商材の場合は、TwitterやFacebookを通して、記事の更新情報を発信することでより多くの関係者に記事を見てもらうきっかけを作り出すことが可能です。

また、最初は広告を活用するのも効果的です。
特にFacebook広告とInstagram広告はより精度の高いセグメントをかけることができます。
30代~60代の関西エリアに住んでいる経営層
などとターゲットを絞り、広告を配信することでより効率よくターゲット層にコンテンツの露出機会を作ることができます。

また、こうしてSNSを使って露出機会を増やすことの目的としては、
拡散による外部サイトからのリンクが獲得できるという点があります。

Googleはサイトを評価する時の指標として、
外部のどのようなサイトからどのくらいリンクを獲得しているのか
という点をみますので、この被リンクの獲得することで、記事やサイトのSEOの順位向上が見込めます。

このように、良いコンテンツを作る→SNSを活用し、露出機会を増やす→ファンが増え、外部サイトからのリンクが増える
というサイクルを作り出すことが、オウンドメディアのSEOにおいて重要です。

記事タイトルや見出しはできる限り狙いたいキーワードを含めたものにする

Googleはページのコンテンツを評価する際に、記事のタイトルや見出しの文言をより
重要視します。
そのため、記事のタイトルや見出しには必ず狙いたいキーワードを使った文言を設定しましょう。

ユーザーのためになるのであれば、積極的に外部の関連サイトへリンクを貼る

よく記事中から外部のサイトへリンクを貼ると、リンクのパワーが逃げてしまうので、記事中から外部のサイトへのリンクは貼るべきではないという意見を聞くことがあります。

数百本ほど貼るのであれば、検討が必要かもしれませんが、少なくとも十数本であれば、ユーザーの役に立つというサイトへのリンクは積極的に貼ったほうが良いです。
あくまでユーザーの利便性や情報の信頼性の担保の観点でリンクを貼るか貼らないかを判断することがSEO的に重要です。

画像にはaltで何の画像かを記載する

画像を記事内に入れる際にalt属性をきちんと設定しましょう。
alt属性は画像の内容をGoogleに伝えるためのものです。
一様に「image」などの意味のない文言を設定しないようにしましょう。

もちろんキーワードの詰め込みもNGです。
その画像を一言で説明する文言を設定しましょう。

著者人物紹介をする

冒頭で説明したE-A-Tの観点からも、著者情報は必ず記載するようにしましょう。

著者情報にかけるような立派な経歴がないという方は、 下記のような点を記載するとよりユーザーに貴方の経験やスキルが伝わりやすくなります。

  • 今まで手がけてきた記事数
  • 手がけてきた記事ジャンル

自分の魅力を最大限に引き出す著者プロフィールを作成しておきましょう。

記事を更新しているのになかなか効果が出ないと思ったら

これまで紹介したような内容をしっかりやっているのだけど、なかなか順位が上がらない。アクセスが伸びない。と思われている方もいるかもしれません。
そのような場合はある程度の記事数が貯まるまでは、辛抱強く更新するようにしましょう。

一般的には100~180本程度の記事数が貯まってくると、よりオウンドメディアの効果が出やすいと言われますので、この辺りの本数まで、ひたすらユーザーのためになるコンテンツを作っていくという気概は必要かと思います。

とはいえ、もしかしたらサイト構造に欠陥があったり、コンテンツの企画、制作方向性に大きな問題がある可能性もありますので、そのような方は弊社のようなSEOコンサル会社に相談して、サイトを分析してもらったり、助言をもらうと良いでしょう。

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この記事を書いた人クオーターSEO編集部

九澤悠/WEBディレクター 10年間に渡り、WEBコンサルタント及びディレクターとしてアクセス解析業務に従事。さらに、SEOコンサルタントとして、様々な企業様にSEO戦略立案を担当。 これまで、100サイト以上のWEBサイトの分析、戦略立案・改善提案を手がけてきた経験をもとにWEB担当者様に役立つ記事を執筆。

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