「今のサイト、なんだか他社と比べて古いかも・・・」
「必要な情報がすぐに出ないしなんだか使いにくい・・・」
もしそう思うようになったら、サイトリニューアルのタイミングかもしれません。
古くなった自動車や携帯を買い替えるのと同じように、年月が経つにつれて見た目が古くなったり使いにくくなってきたサイトも新しくリニューアルする必要があります。
その際に必ずやるべきなのが、SEOの対策をしっかり行うこと。
サイトリニューアル時のSEO対策を怠ったために、検索順位が下がってしまった・・・という話もよく耳にします。
今回はサイトをリニューアルする際に気を付けることを詳しく解説します。
これから業者選びを行う方のために良い制作会社を選ぶポイントもご紹介していますので、最後まで読んでみてくださいね。
目次
冒頭でも少しお伝えしましたが、Webサイトは適切なタイミングでリニューアルをしていく必要があります。
この中で一つでも気になる内容があれば、サイトリニューアルの機会と言っていいでしょう。
「とりあえずホームページを持っておくべき」という昔の風潮から、「サイトは企業の顔である」という考えの時代になりました。
そのため、サイトを作ってから数年間そのままの場合、今のサイトに課題がないか一度見直してみることをおすすめします。
◆(参考)サイト制作の詳しい流れ等が知りたい方はこちらの記事も◆
札幌のホームページ制作会社を探すなら?はじめての方向け制作依頼の基礎知識
では、ただ単にサイトをリニューアルすれば今持っている課題が全て解決するのでしょうか?
確かに、デザインの得意な制作会社に作ってもらったサイトは、今までよりも見栄えが良くなる確率が高いでしょう。
ただし、あくまでWebサイトは目的のための「手段」。
会社を有名にしたい、売上を上げたい、利用者を増やしたい、……そういった目的のためにコストをかけていくら良いデザインのサイトにリニューアルしても、ユーザーに見てもらえなければ意味がありません。
そのため、重要なのがサイトリニューアル時のSEO対策です。
もしSEOにあまり詳しくない制作会社に丸投げしたり、SEO対策を怠ると以下のような事態になりかねません。
逆に、SEO対策を意識してしっかりとしたサイト設計ができれば、Googleにサイトを評価してもらえ今まで通りの集客数を維持、または大幅に集客アップできる可能性がでてきます。
デザインや機能の追加等ももちろん大切ですが、SEO対策がきちんとされていて初めてサイトリニューアルが成功するということを覚えておいてください。
具体的に、サイトリニューアル時にはどういったSEO対策が必要なのかをいくつかご紹介します。
制作会社にリニューアルを依頼する場合、ご自身でも実際に一通りチェックしてみることをおすすめします。
SEOにおいて、テキストコンテンツは重要な要素の1つです。
今のままだとテキストが多いからといって、リニューアルを機に減らしたり画像化したりする場合、Googleの評価が下がってしまう危険があるので注意しましょう。
不要なテキストを削除するのは構いませんが、ある程度のテキスト量は必要です。
内部リンクは、Googleに重要なページの場所を伝えたり、クローラー(サイトの情報を収集する自動巡回ロボット)の巡回を助ける役割を果たしています。
この内部リンクが適切に設定されていないと、SEO上マイナスに働くだけでなく、ユーザーの利便性も悪くなってしまうので、サイトリニューアル時にはきちんと設定を確認しましょう。
リダイレクトとは、あるサイトやページを訪れたユーザーを自動的に別のページに転送する仕組みのことです。
例えばサイトリニューアルをしてURLやドメインなどを変更した場合、旧URLにアクセスしたユーザーを新しいURLへ転送させることができます。
もしリダイレクト処理がされていない場合、Googleはいつまでも旧URLのサイトしか評価してくれません。
新しいサイトに評価を引き継ぐためにもリダイレクト処理は必ず行いましょう。
もし重複している等の理由で不要になったページを削除した場合、404のエラーページを返す設定をしておきましょう。
また404ページを作成する際は、TOPページへのリンクを置いたり興味を持ってもらえるコンテンツ紹介をするなど、ユーザーを離脱させないようなデザインがベストです。
ここで注意しておきたいのが、404の設定をするのはあくまでも新しいページがない場合のみです。
削除したページに代わる新しいページに設定する場合は404ではなくリダイレクトの設定をしてください。
サイトリニューアル時には、以下のタグを適切に設定しておきましょう。
タグを適切に設定するとは、SEOで狙っていきたいキーワードをタグに入れることを意味します。
Googleにサイトの内容や趣旨をきちんと伝えて評価を得るためにも、タグの中にキーワードが確実に入っていることを確認するようにしてください。
robots.txtとは、クローラーの巡回が必要ないページに設定するテキストファイルのことです。
例えば、特に重要でないページにrobots.txtを設定することで、重要度の高いページを優先的にクロールさせることが可能になります。
サイト公開前には、重要なページにもrobots.txtを設定していないかを確認しておくようにしましょう。
サイトマップとは、サイト全体のページ構造をGoogleやユーザーに伝えるファイルのことです。
ユーザーがサイト上で実際に目にするものをHTMLサイトマップと言い、Googleのクローラーに情報を認識させるためのものをXMLサイトマップ(sitemap.xml)と言います。
このXMLサイトマップを設置しておくことで、効率的にサイトやページの内容をクローラーに伝えることができるので、サイトの評価を高めやすくなります。
◆サイトリニューアル時のSEO対策をさらに知りたい方はこちらの記事も◆
ホームページリニューアル時にSEOで注意すべきことを徹底解説
先述したように、サイトリニューアル時にはSEO対策をしっかりすることが大切です。
そのため、サイトリニューアルを外注することになった場合はSEOに強い会社に依頼しましょう。
SEO業者の選定方法として、Googleは以下の手順を示しています。
特に面談時には、SEO対策の知識・経験の有無やこれまでの実績を詳しく確認する必要があります。
実績を紹介してもらう際には、SEO面から具体的にどういったアプローチを行ったかを併せて聞くのがおすすめです。
またサイトリニューアルに限らず、以下のような制作会社には依頼するのを避けましょう。
このような特徴がある場合、依頼しても「あれ?」と思うことが多く、思ったようなサイトにならない可能性が高くなってしまいます。
制作会社選びは妥協せず、自社のパートナーとして常に寄り添い、一緒に考えながらサイトを作り上げてくれるような会社に依頼しましょう。
◆制作会社を選ぶコツをさらに知りたい方はこちらの記事も◆
サイトリニューアル時のSEO対策は、きちんと行うことで大きな成果を得られます。
逆にSEO対策を怠ると、アクセス数や検索順位が下がったりして思わぬ失敗に繋がる可能性がありますので、確実に行うようにしましょう。
ただし、SEOは専門的な知識も必要になりますので、不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
もしサイトリニューアルを検討していて、「どこの制作会社にしたら良いんだろう…」「SEOの知識やノウハウがないけど大丈夫かな…」などと思っている方は、一度9uarter(クオーター)にご相談ください。
SEOを意識したサイトリニューアルはもちろん、制作会社選びからリニューアル後の運用まで、貴社に合わせた万全のサポートをさせていただきます。
まずはサイトリニューアルにあたってのご質問からでも、お気軽にお問い合わせくださいね!