リンクポピュラリティはリンクの質と量を元にWebサイトを評価する考え方のことです。
より質の高いリンクを獲得しWebサイトの評価を高めるために、SEOの観点から見ても必要な考え方です。今回はリンクポピュラリティのSEOとの関係性、Webページ内のセクションごとのリンクポピュラリティの重要度についてご紹介していきます。ぜひご一読ください。
目次
リンクポピュラリティとは、Webサイトのページに向けて貼られたリンクの質と量を判断し、そのページの重要度を評価する考え方のことです。
以前は、外部リンク(他のWebページからリンクを貼られた数)の数が多いほどユーザーから支持率が高いと評価を得られていた時期もありましたが、現在は外部リンクの数だけでなく、外部リンクの「質」を検索エンジンが判断して評価をするアルゴリズムになっています。質の高いリンクを検索エンジンがどう判断するかというと、「信頼度の高いWebページからリンクを貼られている」「関連性の高いWebページからリンクを貼られている」かが基準となります。
検索エンジンの検索結果を決定するためのランキング要因にリンクポピュラリティが実装されたものが、Googleのページランク(PageRank)です。被リンクが重要視されていた頃、業者はこぞってページランクを上げるための施策を行っていました。
しかしGoogleにより2016年4月にページランクの公開は完全に停止され、今はページランクを通してリンクポピュラリティを確認することはできません。それでもリンクポピュラリティは今もランキングの重要要素の一つとされているので、リンクの「質」によって評価がかわるリンクポピュラリティを最適化することはSEO上重要な手法のひとつです。
現在Googleでは、ページ内のセクションごとに異なったリンクポピュラリティが割り当てられていると言われています。
具体的にWebページを構成する要素にどんなものがあるのか、またリンクポピュラリティの重要度の高いセクションから順にご紹介していきます。
本文中の重要なブロックに出てくるリンクはコンテンツの内容と関わりの深いリンクになるため、リンクポピュラリティは高くなります。特にコンテンツ本文最後はコンテンツの結論となるリンクのためリンクポピュラリティは非常に高くなる部分です。
検索エンジンがリッチスニペットとして表示します。リッチスニペットとは検索結果画面でページタイトル下に表示される説明文(=スニペット)に追加して表示できる情報のことです。サイト内の各ページの階層関係を伝える役割があるため検索エンジンが重要視しています。
階層によって切り替わるナビゲーションは階層ごとのオリジナル要素になるため、ナビゲーションの中では重要度が高くなります。
サイト内のどのページにも表示されるので、個別ページのオリジナル要素にはつながりにくい部分です。このような共通要素から得られるリンクポピュラリティは高くありません。
今回はリンクポピュラリティの意味、ページ内のセクションごとのリンクポピュラリティの重要度についてご紹介してきました。SEOの観点からみてもリンクポピュラリティを最適化することはとても効果的な対策です。自社サイトの評価を高めるためにも、リンクポピュラリティを意識しながらリンクを獲得することが大切です。
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